私たちの日常生活の中でも長い歴史の中に日本伝統ともいえる風習やマナーがあります。この中にはとくに人生の四大礼儀とも言われている「冠婚葬祭」があります。
人間は生まれてくると間もなく一番先にこの冠婚葬祭にお世話になるわけです。古くからの慣習がまだまだたくさん残されていますが、冠婚葬祭のマナーには、主立った形式に特化したところがあり、その反面必要以上に複雑になっている面も確かにあります。
そのため、時代時代の常識にとらわれつつ、なおかつ古くからのしきたりや慣習に惑わされるところもあります。そんな時には昔どおりのまま取り入れていく必要はありません。それなりの対応をして行けばよいわけですが、数々の伝統の中から残さなければならない良い点だけを受け継いでいく、そのような心配りが必要です。
しかし、「しきたり」を知っていて簡略するのと、知らないのでは大きな違いもあるのも事実です。「今時のしきたりなんて・・・」と言ってはみたものの、いざその場に立ち会うときに恥をかいたり損をしなくてはならないのはつまらないものですよね。
いざ、と言うときに人間と人間とを結ぶ大切な潤滑油になるのが「しきたり」であり、マナーともいえるのではないでしょうか。
そんな古風や日本の伝統を守るのも今の日本には必要なのかも知れません。
このサイトは、現代のしきたりや風潮にはとらわれずにありのままの自分でいたい。しかし、知らないよりかは知って得するマナーの知識を知ってもらうために作成しました。
人間が、生活、周りの人々と交際して行くうえに必要な冠婚葬祭のしきたり、マナーをあえて古いお手本などを参考にして、日常生活の中で最低これだけは知っておきたいという項目をできるだけカンタン(プチ)に取り上げました。
いざというときに、あわてずに、まごついたり、恥をかいたりしないためのサイトです。困ったときに、あなたの相談相手として役に立てれば幸いです。
なお、昔からのお手本を参考にしていますので、間違っているところなどがあるかも知れません。そんな時にはどんどんお便りをお寄せ下さい。手直ししながら好きサイトとして加筆して行くつもりです。
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