冠婚葬祭 マナー 葬

冠・婚・葬・祭からみた プっチマナー
葬 「葬」は言うまでもなくお葬式の儀式です。冠婚葬祭の中では一番哀しい意味深い行事です。

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「葬」は人生の中では最大の悲しみの、そして厳粛な儀式です。「死」という事実を踏まえた行事だけに、葬儀は大切に執り行われます。

どんな形であっても、人がその生涯を終えるというのはその個人および遺族にとっては悲しく最も重大なことです。ここ最近では合同葬や、葬儀、また弔事は合理化の上に粛々と執り行われるようにもなってきました。

また、地方によっては今日もなお昔からの伝統や昔ながらのしきたりの基づいて執り行うところもあります。

数ある式辞や祭典の中でも「葬」こそ、人間として最後の心運びをできる儀式でもあるのです。悲しみにうちひしがれている遺族を前にすると、ときとしてはどんなお悔やみの言葉をかけて良いものかとも見当もつかないときもあります。

「お悔やみ」は、はっきり言葉にならなくとも良いと言われています。
しかし、聞き取れないような挨拶は帰って失礼になったり、はっきりとしたこちらの気持ちを伝えるのも亡き故人へのマナーとも入れるのです。

ここでは、「葬」の中から最低知っておいた方がよいとされるマナーや仕方などを中心にご紹介しています。

なお、しきたりや葬儀作法は各宗派に基づいて検証しているわけではないので相違している点があるかも知れません。
あらかじめご了承いただければと思います。

マナー
★不幸を知ったらすぐにかけつけるか、電報などでお悔やみを述べましょう。
不幸は突然やってくるものです。かけつけるときには喪服などは着ないのが一般的なマナーです。あまり、派手でない服装にします。近所の場合にには普段着のままでも早いほうがこちらの誠意が先方には通じます。
★お通夜の席で思いがけない人に会うことがありますが、親しく挨拶したり談笑することはできるだけ避けましょう。
また、いたずらに故人の追悼に耽り、遺族の悲しみを深めることがないようにも注意します。お通夜の席でお酒などが出ても、できるだけ口をつけないようにしましょう。
★葬儀の当日は、告別式に参列する場合は挨拶かわりに御辞儀だけですませるか、かんたんに一言挨拶をする程度にとどめましょう。
★告別式は時間通りにきちんと始まりますので遅れないように心がけましょう。会葬者は特別なことがない限り、時間を守るのが礼儀です。予定の時間よりあらかじめ早めに出かけて着くように、式場に着いたら、まず受付で署名をすませてから香典を渡し荷物を預けます。次に、葬儀に参加する人は式場内に着席するわけですが、席は焼香の順位に従った方が都合がよいので、その点に気を配って座るようにします。
★会葬者同士が互いに顔を知らない場合には式場内の係の人の指示を受けると良いでしょう。無意味な席の譲り合いはできるだけ避けるようにします。席は、普通、喪主・遺族・親類と血縁関係の濃い順に並び、その後には故人の上役・先輩・会社や学校などの友人・知人というように並びます。立ち焼香をするための焼香台が設けられていますから、そこで焼香をします。焼香は、訪問した順に行なう場合と、まず、代表者が行なってから次に一般の人が行なう場合とがあります。
★弔事は、故人の生前の人格、業績をほめながら回想し、惜別の真情を訴えて結びの言葉を述べます。故人のためにどうしても弔辞を述べたい、と言うときにはあらかじめ遺族に事情を話しておくことが必要です。
危篤・死亡の知らせ お悔やみ 通夜・香典
葬儀・告別式 法要・香典返し 喪中
NTT【お悔やみ電報】の例文はコチラ

「葬」についてはこれ以外にまだまだありますがここでは略称させてもらっています。


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