冠婚葬祭 マナー 祭

冠・婚・葬・祭からみた プっチマナー
祭 「祭」は言うまでもなくお祭りの行事を言います。冠婚葬祭の中では比較的に賑やかで派手やかな行事です。

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「祭」。祭り事は大好きです。個人的な検証を入れて紹介はしてはいけないと思っていますが、日本人は祭り事が大好きな人種だと思います。筆者の名前に政という字がつきますが、この政は政治の政です。別名は「まつりごと」です。政治は「まつりごとでおさめる」という意味も含みます。

では、この「祭」の意味は正月から12月までの一年の様々な行事を言います。自然の動き(季節)を上手にとらえて、五穀豊穣を祈って実り豊かな収穫を祈ったり、健康・長寿を願ったりしたところから始まったと言われています。

これらの「祭り」に関する行事一連は、古くから日本の時代を経て宗教的な色彩が濃くなっていったものや、時代とともに消えていったもの、形式だけにこだわらず今でも残っているものなどいろいろです。

また、日本には法律で定められている国民的祝日の他に「母の日」「父の日」などの祝日・記念日がいくつもあります。その他にも昔からの習慣で行なわれている年中行事も様々です。ここでは、それらを含めて取り上げて行きます。

年中行事を式典として祝う場合には、祝辞・挨拶もある程度は形式を重んじたものが要求されます。内容的に見ても祝日なり記念日なりの行事の由来・意義などに触れ、これらを軸にして知識を深めていくことがポイントになります。

しかし、私たちが直接参加する会の場合には、式辞の挨拶としてとくに定められた基本の型があるわけではありません。
それなら祝い事としてただ褒め称えればよいかというとそう言うものでもないような気がします。

その会がどんな内容のものであるのか、主催者は誰なのかを心得ていないと全く見当違いになってしまうことが多くあります。
その祝いや行事の意味を正しく理解した上でここではそれらを客観的に見ていき覚えておきましょう。


年始回りのマナー
年始回りは、分家が本家に、また使用人が主人のところに集まって正月を祝った習慣から始まったと言われています。それが地方からだんだんと広まっていって現在のような風習になっています。また、いつも頃からかは血縁以外の人たちのところまでまわるようになっています。
早くて元旦の午後、普通通常は2日にまわります。しかし、近年では家族中心のお正月を過ごす人が増えて、年末から三が日にかけて、都内のホテルや観光地に出かけることも多くなってきています。先方の事情をよく考えて松の内(7日まで)にすませると良いでしょう。
新年の礼儀的な訪問ですので、玄関口で挨拶をしたらすぐに失礼するのがマナーです。しかしすすめられたら一応上がって年賀の挨拶をしますが、特に親しい間柄でなければできるだけ長居は避けるようにしましょう。もし引き止められても「これからまわるところがありますから」と断ってもかまいません。
先客がある場合には、なるべく上がらないようにします。名刺受けが玄関にあれば、名刺の右肩に「御年賀」「賀正」などと書いておいてきてもかまいません。先客がいるのに主人を玄関まで呼び出すことは避けましょう。
毎年行っていた年回りにいけない場合には、年賀状にその旨を書き添えることが必要ですね。
 
年始まわりの挨拶 年賀状 母の日・父の日
敬老の日 お中元 お歳暮
暑中・残暑見舞い 寒中見舞い 病気見舞い
快気祝い 災害・事故見舞い 転勤・栄転・海外赴任
新築・開店・落成 新年会 忘年会
歓迎会 送別会 クラス会・同窓会
慰労会 出版記念・受賞・表彰

「祭」についてはこれ以外にまだまだありますがここでは略称させてもらっています。


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