話す前に深呼吸を
- 指名されて立ち上がった途端に、頭に血が上って声も出ない・・・つまり「あがってしまう」事があります。あがらないためには、手のひらに人、人、人と3回書いてそれを飲み込むといいとか、その手をぐっと握りしめれば人を恐れることはない、などと昔の先輩たちは言います。しかし・・・そんなことでは防げません。
- 上がる原因は、環境や雰囲気にうまくなじめていないことがほとんどです。精神的動揺と言います。できるだけ楽な気持ちで、会場の雰囲気にとけ込む事が大切です。
- 話し始める前に5〜6回、大きく深呼吸をすると、抑圧中枢を解放する作用を起こすために効果があると言われています。身体がコチコチに緊張していては、呼吸が乱れて声を楽に出すことはできません。上半身の筋肉をゆるめるようにして力を抜きます。
- なお、スピーチの内容に関する準備が不足していたり、何回か練習しないで臨んだ場合も、気持ちが不安定なために上がってしまいます。内容については、時間がある限り、納得いくまで準備を重ねて自分のものにしましょう。
ごく親しいときのスピーチやセミナー(会社の会議はちょっと)など、比較的に効果のある方法をお教えします。
それは、「ジャンケンポン」をします。勝っても負けてもあいこでしょ。以外かも知れませんが、ぜひ試してみて下さい。効果は保証付きです。(筆者) |