冠婚葬祭 マナー お悔やみ

冠・婚・葬・祭からみた プっチマナー
葬 「葬」は言うまでもなくお葬式の儀式です。冠婚葬祭の中では一番哀しい意味深い行事です。

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お悔やみ

日本の古く昔から「弔事は夜中でも駆けつけて良い」と言われています。知らせを受けたら例え夜中でもすぐにでも行って、お悔やみを述べるのがよいとされていますが、親戚や特に親しい場合は別として、夜10時過ぎは遠慮したいものです。
急いで駆けつけるときは平服でかまいませんが、このときに派手な色の服やアクセサリー・香水は避けるのが常識で一般的なマナーです。
知らせを受けてすぐに弔問した場合は、霊前に線香を上げて取り込みの最中なのですぐに失礼をします。それほどのつきあいがない場合には玄関先でお悔やみを述べて帰るようにしましょう。喪主や遺族の人を玄関先へ呼び出すのは失礼に当たります。
遺族にこちらの気持ちを知らせたいときには、名刺などの右肩に、「謹んでお悔やみ申し上げます。」「心からお悔やみを申し上げます」「お悔やみに伺いました」などと書いて、置いてくると良いでしょう。
故人と親しくしていた友人、知人、職場の上司、同僚などは、とりあえず駆けつけて遺族にお悔やみを述べ、「何かお手伝いできることがありましたら、何なりとお申し付け下さい」というのがマナーです。
隣近所で親しいつきあいがある場合には、すぐに行って、相談相手になったり、細々した仕事を手伝ってあげると良いでしょう。
悲しみの中にいる遺族にお悔やみを述べるのは何かと難しいものです。日頃親しくしていればしているほど、あらたまってお悔やみを述べるのは照れくさいようでぎこちなくなりがちです。しかし、上手に言えないからと口の中でモグモグと行っているのはかえって失礼になります。言葉少なにかんたんに、要領よく挨拶をしましょう。真心のこもった言葉、態度、行動があれば、自然に先方に通じます。
遺族に初対面のときは、簡潔に自己紹介をしてから、控えめにお悔やみを述べます。
お年寄りを亡くした遺族に対しては「長生きされたのですから※おめでたいことで・・・」などとは絶対に言わないように注意が必要です。これは、遺族側がつかう言葉です。
子供を亡くした遺族に対しては、同じ年頃の子供を連れての弔問は、相手を悲しませることになりますので、ひかえて下さい。(マナー違反です)
事故などの死亡の場合は、死因や事故の様子などをくどくど聞いたり、余計なことを言わないようにするのがマナーです。
 
危篤・死亡の知らせ お悔やみ 通夜・香典
葬儀・告別式 法要・香典返し 喪中
NTT【お悔やみ電報】の例文はコチラ

「葬」についてはこれ以外にまだまだありますがここでは略称させてもらっています。


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