- 通夜
- 本来、通夜は亡き故人に親しい人だけで、故人を偲んで過ごすものですが、最近では、会社関係の人や近所の人など、それほど親しい間柄ではない人たちも通夜に出るようになってきています。
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- 読経や焼香が終わってすぐにかえる場合は、そっと席をはずして、世話役の人に挨拶をして、目立たないように帰るようにします。通夜の客は遺族が玄関まで送り出さないしきたりがありますから、遺族と話ができなくても気にしないで帰ってもかまいません。
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- 通夜には参列しても、仕事がなどの都合で、告別式に参列できないときには、通夜に香典を置いてくるとか、弔電を打ち、あとでお悔やみ状と香典を郵送します。また、家族を代理として会葬させ、名刺と香典を持参させても良いでしょう。
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通夜を退席するときの挨拶 |
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- 明日のご葬儀に伺わせていただきますので、このへんで失礼させていただきます。
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- 今晩はこれでおいとまさせていただきます。どうかお疲れになりませんように。
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- 香典
- 死者の霊に手向ける香の代金が香典です。
- 不祝儀袋の中袋に現金を入れて、住所・姓名・金額を書き入れます。外包みの水引より上部中央に、薄墨で「御霊前」と書き、下部中央の少し左寄りに、自分の姓名を記入します。不祝儀袋で「御仏前」や蓮の花の柄のあるものは、仏式だけのものですので注意が必要になります。
- 香典は、弔事用の袱紗か地味な色のふろしきに包み、通夜か告別式に持参します。受付があれば不祝儀袋を相手方に向けておきます。
- 郵送する場合、現金はきちんと不祝儀袋に入れ、現金書留にします。このとき、お悔やみ状を同封しましょう。
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香典を出すときの挨拶 |
- 形ばかりではございますが、どうぞ御霊前にお供え下さいませ。
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- この度はご愁傷様でございます。仏様への供養としてどうか御霊前へお供え下さい。(仏式)
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