病気見舞いは病状が落ち着いたところで、定められた面会時間に行くようにします。そしてどんな場合でも、相手の身になって考えた言動を取ることが必要(マナー)です。 |
病人側から話が出ないのに、病気のことや症状について触れることは避けましょう。自分の身辺の消息などを知らせるのはよいですが、その場合にはあまり自分の幸福な上体を吹聴したり自慢したりしないようにするのも病人をいたわる上でのマナーになります。また、病人が「寂しいからもっといて欲しい」と言わない限りは長居は禁物です。また、自分の体調が優れないときには次回に譲りましょう。 |
相部屋の場合には、大勢で押しかけたりして、周囲の人の迷惑にならないように振る舞いましょう。同じ病室の人には軽く挨拶をし、身内なら「お世話になります」と礼を述べ、帰りには「お大事に」と言葉をかけます。 |
面会謝絶の場合は、看護の人や家族にあってお見舞いの言葉と品物を届けます。 |
自宅で療養中の場合も、病院の面会時間に準ずる時間帯に行くようにするとよいでしょう。家族が家事に忙しい時間や食事時など、または夜にかからないようにしましょう。 |
面会謝絶のときは、看護の人や家族にあって、お見舞いの言葉と品物を届けます。 |
見舞いは思いやりの表れですから、見舞われたら感謝の気持ちを表しましょう。 |
病気見舞いの品
昔から鉢植えの花は「根付き(寝付き)」に通じると言われタブーとされてきましたが、近年では、”つぎつぎと花を開く”シクラメンや青々とした観葉植物の鉢植えを持参することが多くなってきています。しかし、病人によっては、気の弱っていることもありますから、刺激の強すぎる色彩のものや、香りの強いもの、首から落ちる椿などは避けるような心遣いは常識でマナーが必要です。 |
パジャマ、ネグリジェ、シーツなどの実用品はいくつあっても好いので、喜ばれるでしょう。入院中の病室に置く置物や食器などの壊れやすいものは、中には気にする人がいますので気をつけたいものですね。 |
|