冠婚葬祭 マナーお歳暮

冠・婚・葬・祭からみた プっチマナー
祭 「祭」は言うまでもなくお祭りの行事を言います。冠婚葬祭の中では比較的に賑やかで派手やかな行事です。

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お歳暮



お歳暮の贈答は、日頃世話になっている上司や仲人、親戚などに品物を贈り、感謝の意を表すものです。一年の締めくくりという意味で、お中元よりもう少し重きを置いている人が多くなっています。関東地方では12月初旬から、関西地方では12月13日過ぎからいずれも25日ぐらいまでに届くように送ります。
本来は自分で持参するのが普通ですが、近年ではほとんどデパートや商店からの直送が一般的ですし、12月は一年の締めくくりの年なのでその方が好いのかも知れませんね。この場合には、品物が届く頃を見計らって必ず挨拶状を出します。よく挨拶に「お口に合いませんが」とか「つまらないものですが」などと書く人がいますが、これはできるだけやめましょう。例えば「郷里の名産でございます」とか「とても美味しいと評判の・・・などのほうが受取る側も嬉しいものですよね。
なお、デパートなどに配送を依頼した場合でも、年内に品物が届きそうもないときには「御年賀」の表書きにしてもらえばいいわけです。
先方が喪中のときには包装紙をできるだけ控えめにして贈ります。なお、お歳暮は実際に取り持ち役を務めた仲人へは毎年、頼み仲人の場合は、会社の上司でない限り3年くらいをめどに贈ると好いでしょう。
お歳暮をいただいたらすぐに礼状を出します。社交礼儀としてのものなら、贈られた品物に対しての喜びを表したり、近況を書き添えます。礼状を出すかわりに電話でお礼を言ってもかまいませんが、別の用件のついでに礼を述べるのは大変失礼になりますので注意しましょう。お礼だけの用件の電話をしましょう。
お歳暮は普通目下の人から目上の人へ贈りますが、目上の人から先にいただいた場合に、折り返し、品物を贈るのもどうかと思われます。まず丁寧に礼状だけ出しておき、正月が過ぎてから「寒中お見舞い」として、あるいは先方の誕生日の御祝などにさりげなくお返しの品を贈る方が気がきいています。
 
年始まわりの挨拶 年賀状 母の日・父の日
敬老の日 お中元 お歳暮
暑中・残暑見舞い 寒中見舞い 病気見舞い
快気祝い 災害・事故見舞い 転勤・栄転・海外赴任
新築・開店・落成 新年会 忘年会
歓迎会 送別会 クラス会・同窓会
慰労会 出版記念・受賞・表彰

「祭」についてはこれ以外にまだまだありますがここでは略称させてもらっています。


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